こんにちは!
今回は中学野球でよく話題になる「軟式と硬式、どっちがいいの?」というテーマについて考えていきたいと思います。
学校の部活は軟式だし、周りはクラブチームで硬式をやってる子もいるし…。
正直、親としても悩ましいですよね。
そもそも、軟式と硬式ってどう違うの?
ざっくり言うと、
・軟式:ゴム製のボールで安全性が高い。部活中心。※地域で色々
・硬式:本物の革のボール。高校・プロと同じ仕様。本格的。
この違いが、練習の内容や将来の進路にも大きく関わってくるんです。
軟式は「身近で安全」。でも…
まず、軟式のいいところは、なんといっても始めやすさと安全性。
部活で活動している学校が多いから、環境的にもハードルは低めです。
「野球ってどんなものか体験してみたい」とか「とりあえず楽しくやれればOK」っていう子には、軟式はとても合ってると思います。
ただし…
やっぱり「高校で野球を続けたい」となると、難しさを感じるのも事実。
軟式球とは違う内野ゴロのはね方やウレタンバットの感覚の違いも大きな弊害になりうる可能性があります。
小学校含めると軟式をしている年数の方が長くなるので感覚を掴むまで半年から~2年以上かかる場合もあります。
硬式は「厳しいけど伸びる」世界
最初は確かに「球が重い」「痛い」「怖い」と言ってました。怪我のリスクが高いのはやはり硬式の方と言えるでしょう。
でも数ヶ月も経てばフォームも体の使い方もガラッと変わって、目に見えて成長。
やっぱり、硬式は野球の本質に触れられる環境だと思います。
高校以降で野球を続けるなら、間違いなくそのまま繋がっていくのが硬式。
実際、硬式出身の中学生は、高校野球(特に甲子園常連校)でも即戦力になる子が多い印象です。
こぼれ話
今現在軟式のM球と硬式球、重さほとんど変わりません。個体差にもよりますが、約10g硬式球が重いと言われています。なのでよく言われる投げ方が悪くて肩肘壊れたという事例はどちらでも起こり得ることという認識で良いと思います。
肝は指導者が丁寧かどうか、また自分に合ったフォームで意識して練習することが怪我予防になってきます。
軟式もM球に変わり、表面が固くなったと言われていますが流石に硬式球の方が硬く外傷的なケガはしやすいです。
ただ中学1年生同士で練習しますので速い球を打ったり、守ったりする環境は少なく大怪我に繋がりにくいと考えられます。
※中学1年投手平均 90km~105km 中学1年内野ゴロ平均球速約75〜95km/hこれが高校になると投手110~125km 内野ゴロの平均球速は90km~110km 強打者になると125kmの内野ゴロが来ると言われています。
その他にバウンドの仕方、送球、投球の変化の仕方も硬式球と軟式球は別物なので遅い球から徐々に硬式球に慣らしておくということが長い目で見て大きなケガを回避することにつながると考えています。
費用や送迎の負担は?
軟式は地域にもよりますが中体連と地域の中学軟式チームのどちらかで活動しており、硬式のようにリーグがたくさんあるわけではありません。
安定して地域にチーム数があるので遠征も少なく、練習試合も組みやすくなっています。
また軟式だと使える球場が多いのも近郊で練習試合や大会ができる理由の1つかと思います。また月謝も5000~7000円ほどでリーズナブルです。以上メリットも多く、共働きの家庭が多い現代に人気の理由かと思います。
硬式のクラブチームはその地域にもよりますが
* 月謝が高め
* 遠征や練習試合が多い
* 土日フル稼働
●月謝は平均して2~3000円硬式チームが高いイメージがあります。都会だともっと差が出る可能性はあります。こちらは地域でよくお調べになってご検討ください。
●遠征などは硬式リーグによって大きく変わります。ここもよく調べる必要があると思います。お住まいの県内でリーグチームが多ければ練習試合も公式戦も近くで行われる可能性が高いです。
ただ県内のリーグチームが少ない場合は練習試合は他リーグとすれば近くでも可能ですが公式戦は遠方で行ったり、2~3試合勝利するだけで全国大会になるリーグもあります。
全国大会となると基本遠方に泊まり遠征が多く、10~20万の出費になる可能性も。下記リーグを参考にどのリーグに所属するかで活動内容が大きく変わる部分かと思います。地元チームのリーグ状況を良くお調べになってお選びください。
各リーグのチーム数は以下の通り(概数):
* リトルシニア:約550〜560
* ボーイズ:約630
* ヤング:約170〜180
* ポニー:約90〜100
* フレッシュ:約35〜60(九州中心)
* サンリーグ:約20(北海道)
* ジャパンリーグ:約21(九州)
●土日フル稼働
こちらは軟式、硬式関係なくチーム方針かと思います。
結論:迷ったら「目標から逆算」がおすすめ
個人的には、「将来、高校・大学でも野球を頑張りたい」「甲子園を目指したい」という思いがあるなら、硬式で早めに慣れておく方がいいと思っています。
ただし、「まずは気軽に野球を楽しんでほしい」という家庭の方針なら、軟式も立派な選択肢。決して「硬式じゃなきゃダメ」というわけではありません。
どちらにもメリット・デメリットはありますが、「今、何を大切にするか」と「3年後、どんな姿を目指したいか」を軸に選ぶと後悔が少ないはずです。
最後に
軟式か硬式か――その選択は、将来の方向性を左右する大事な分かれ道かもしれません。しっかりお子様の成長に合った方をお選び頂けると幸いです。
でもチーム選びのベースは個人を尊重してくれるいい指導者に巡り合うことが一番大事かと思われます。
ぜひ家族でじっくり話し合ってみてくださいね。
※このブログは球団広報がAIで生成したものです。データの信憑性などは時代とともに変更される可能性があります。あくまでも参考情報としてご愛読いただけますと幸いです。
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